2012/8/26
健康維持互助会
今回の最初の担当者はZ間さん。
テーマは指圧以前~浸透していく指圧~
姿勢
肋骨を下げない。
顎を引いて頸の後ろを伸ばす。
手を丸く使う。
四つん這いになり座布団を押す。
姿勢を崩して押す。
姿勢を気にして押す。
指先に体重をかけて押す。
手を丸くして押す。
垂直圧
安定持続圧
支え圧
を使いZ間さんが実演して下さいました。
とても上手くバランスを取って引きと攻めをしながら緩むのを待つそのバランスのキーが支え圧でした。
私が一番勉強になったのは、ある条件を満たすと身体がバランスをとれる状態になるという事を再認識したことでした。
これはKMさんも仰っていましたが、本当に仕事場での積み重ねが観えました。
その後、これに至るための練習しました。
横臥位
背臥位
腹臥位
の状態の相手に両手を乗せて相手の呼吸に付いていく。
作用だけでなく反作用を丁寧に感じながら付いていくと細かく細かく観察が出来る。
この講座には皆が良い刺激を受けたと思います。
前にも書きましたが、Z間さんが治療のスタンスに入ると空間がバッっと出来ます。
とても安心する空間です。
M岡さんと3人で毎週練習を重ねそれ以上に私生活で練習を重ねた事が伝わって来ました。
本当に有難うございました。
2人目の担当者はSRさん。
テーマは「これってどう思いますか?」
一つ目は頭を回すと身体が硬くなるという説があるのですが?
メンバーのほとんどが頭を回すと身体が柔らかくなりました。
心の面でのチェック。
緩めるつもりで頭の重さで柔らかく回す。
固まると思い込んで回す。
面白いぐらい身体の動き方が違います。
理論上、頭を後屈させると硬くなるとの事でしたので結果は出ていましたが検証しました。
犬の吠える真似を皆でしてみて、頸の位置で吠えやすさが変わるので検証しました。
本当に吠えると横隔膜の動きをしっかり感じれます。
として、遠吠え
ちょっと難しかったので秘密のアーウーアーウーをしてから遠吠えをしました。
検証結果としては、頸だけで動かないで骨盤を広げないように脊柱全体を動かして後屈すれば固まらず緩む。
次に、立位で片足の爪先を立てて回すと身体が硬くなるという説がある。
これまたほとんどの人が柔らかくなりました。
心のチェック
柔らかくなると思って回す。
硬くなると思って回す。
裸足で回す。
靴やスリッパを履いて回す。
試すと面白いです。
柔らかくなる人と硬くなる人との動きの違いもチェックしました。
座位にて足首の底屈、背屈で伸びるところを確認しながら、足首、膝、股関節、腰と順番に伸ばす。
柔らかく回して回りにくい場所を感じて緩めながら回す。
そして、もう一度立位で片足を回してどうなるかチェック。
結果は柔らかくなりました。
最後は側臥位で片腕を引いて伸展しているのですが、どうですか?
SRさんは呼吸を使い固まると息継ぎをして緩みをとる事繰り返し伸展していました。
私には、吊り竿の糸が通る穴の並びが揃っているか確めているように観えました。
伸展する時は糸の張りが出てシュッと通る感じがしました。
この講座も大変面白かったです。
~という説を皆で確める事も楽しい事でした。
ありがとうございました。
来月はF本さんとKMさんの担当と決まりました。
宜しくお願い致します。
くぼけん
~センタリング呼吸法・バランス☆運動療法~
参照
活動報告28
互助会24・8・26