今年最後の観照塾・互助会・アシスタントを終え感じ検証した事をまとめておきます。
・握りにいきすぎる
接点から柔らかく包み込む様に握る
・挟む
両方の内股が連動して動く
腰椎5番との関係性
・大椎の位置
前に突っ込む癖が有ると後ろに出てくる
・薬指を浮かす
肋骨が浮く
・力を伝えるのは横隔膜を通り過ぎる瞬間
丹田まで落ちては遅すぎる
この5つを検証してみました。
◎『挟む』という動きとは?
内股が互いに張った状態から動く。
四股を踏む際に軸足に体重を乗せるのではなく上げた足で吊るす様に上げて張りを保ち、下ろす際は軸足に引き寄せられる様に下ろす。
この引き寄せる動きを両方で行うと両足で挟む動きになる。
内股で挟むと骨盤が浮かされて骨盤時計の12時6時(前後の挟む)が必要になる。
前後左右の『挟む』を対角で使うと3時9時になる。
左右の『挟む』の後に12時6時で腰椎5番との関係をチェックする必要がある。
腹斜筋や腹横筋の締まりが必要で腹直筋が伸びる。
◎腕の薄筋を伸ばす様に使うって?
内股と同じく互いに張った状態から動く。
大椎を通る様に肘の高さや角度を変えると互いに張った状態になり伸ばす様に使える。『挟む』
大椎を通る為には薬指を少し浮かして肋骨を上げ頸の後ろを伸ばす必要がある。
◎握りにいきすぎない(手だけでしない)為には?
四肢を張った状態にする。(猫の四肢を伸ばして伸びをするのが参考になる)
下肢は腰椎5番、上肢は大椎との関係を確認すると体幹が連動して動く。
四肢を張る事により重さを地面へアース出来る。
その反作用を利用して内股で丹田を動かすと上肢へと連動が起るので手だけで握る事が出来なくなる。
この張りを保ちながら操作すると肚に訊く事が出来る。
目の力を抜きおでこで全体視しながら四肢を使い肚に訊く。
◎力を伝える瞬間
上記の事を意識して呼吸に合わせて操作する。
吸って・緩めて・吐いて
この『緩めて』から『吐いて』の寸前。
『緩めて』が無いと吐けない。
『緩めて』すぐに『吐いて』をすると張りが無くなる。
『緩めて』から肚に落ちてから『吐いて』をするとタイミングを逃す。
『緩めて』から横隔膜を通る時が身体が満ちる感じがする。
この満ちた力を『吐いて』で相手に伝える。
最終的に肚に落ちる。
#くぼけんです
これが今年の総まとめです。
K野先生を始め、先輩方や互助会メンバーには本当に手間ばっかり掛けた一年でした。
この掛けて頂いた手間を無駄にしない様に来年へと繋げていきます。
一年間有り難う御座いました。
そして、来年もそうぞ宜しくお願い致します。