親指の使い方に注意!という事で観察してみる。
拇指球の過緊張を開放すると拇指の先で跳ね返りそのまま上がって行き、肩前面から中に入り一つは頸の後ろの外側へ、もう片方は胸を通りながら正中線に近づき腹直筋を降りて行き鼠蹊部を通り大腿前部を通り膝で外側へ周り下腿外側を降りて行き小趾へ。
肩鎖関節付近の過緊張を開放すると、人差し指まで届いてから跳ね返り同じラインを上がり、一方は頸へ(上記よりは内側)、もう一方は肩胛骨を介して肋骨外側を降りて行き、大腿外側をから下腿外側後面通り薬趾かな~。
労宮を虚にすると中指から跳ね返り上がって行き脇から直線的に胸中へ、胸中から直線的に一方は上昇して頸へ、もう一方は下降して鼠蹊部を介して下肢の中を通り、踵前部か土踏まず後部に到達する。中趾にも行っているような気もするが・・・。
新たに三つの回路を感じました。
『回路』という認識のお蔭で、局所に囚われる事が無くなりました。
そして羽ばたきを観察していると、
『肩の力を抜く』は吸気で緊張した回路の力を抜く事で肩の力が抜ける。
『呼気と共に肩胛骨が下がる』は肩胛骨が下がる事で、親指や人差し指の回路の力が抜けて、中指中心回路はそのまま、薬指の回路(内転筋回路)の浮力で手首が決まり小指の回路(薄筋回路)が最後に落ちて行く。
決めつけずに気を付けて観察を続けたいと思います。
躰健空間 元(gen) ~センタリング呼吸法・バランス☆運動療法~