生徒さんから、左鼠蹊部のリンパ節が良く腫れるのは何故か?と聞かれたので、普段から左重心に生活している事が原因と言う事を動作を踏まえて説明しました。
・左重心で立ち上がった時の鼠蹊部
・左肘をついて座っている時の鼠蹊部
・歩いている時の鼠蹊部
思い当たる節があった様で納得されました。
次にベットの上に置いたポットを持ち上げて頂きました。
・普段道理に持ち上げた時
・一度ポットと違う方を向いて、臍の向きをポットに合わせてから持ち上げた時
違いを味わってから、
・頸の後ろを伸ばして、肩胛骨を寄せ、呼吸で力を抜いた状態にする
・ポットに臍の向きを合わせる
・臍から迎えに行くようにポットを持つ
・ポットを腕の力で持ち上げず、頸の後ろで吊るすように持ち上げる
食事の時や扉を開ける時でも同じとお伝えすると、丸いドアノブを廻す時に手首が痛くなるとの事なので、ペットボトルを使って動作確認。
・私がペットボトルの先を持った状態
・ペットボトルの底をドアノブの様に回す(普段通り)
・良い姿勢から臍の向きをペットボトルに合わせる
・臍からペットボトルを掴みに行って回す
次に、仰向けに寝た状態で枕を工夫して使い頸の位置を整える
・枕に馴染む
・力を抜いて枕の芯を感じる
・小さな動きで力を抜いていく
・後頭骨と仙骨でブリッヂ
・肩胛骨を寄せて、呼吸し中心から順番に末端へと力を抜いていく
・もう一度枕に馴染む
頸の良い位置のまま立ってもらい、立ち座りの練習
・しゃがむ時から頸の位置を気にしてみる
・しゃがんだ状態で良い姿勢をとり、左足軸で立ち上がる
・もう一度しゃがんで、右足軸で立ち上がる
『何で、痛くないんやろ?』『何で、右足でも立ち上がれるんやろ??』と不思議がった後に、『あっ、バランスか!』と仰っていました。
最後に、『頸の位置って大事なんですね!』と仰って帰られました。
これからも日常に活かせる運動処方を考案していきたいと思います。
吹田市千里山
運動処方専門店 躰健空間 元(gen)