2017/8/19
◎合気観照塾(稽古メンバー:OSさん、K元)
○視線を使って合気を掛ける
・座位で相手が後ろから肩を押さえてくる
・対側の足から視線を対角に上げてき、相手の手の中を通って、頸の後ろの更に先に付けて、弛めてた途端に落下点が出るので、そこへお辞儀していく
・視線で追う時に対角の股関節の絞り具合で経路が出来ていく
・動き過ぎては経路が外れる上に、相手が動きを察知して対応されてしまう
・手を当てられている所をそのままに、呼吸で動く分だけで弛みはとれる
・お辞儀をする際に股関節(仙腸関節)が動いていないと肋骨を落としてしまう
・股関節、膝、足首の動きが良くなると格段に合気のかかりが良くなる
・弛みを取るまでは実、急に虚、急に実で相手の呼吸を盗む事が出来て、間や拍子が瞬間の間に生まれて動作に変わる感覚
○背後から頭を挟むように持たれて合気をかける
・頭蓋骨は動けないので、変に動く癖のある私には体内操作を観察しやすく感じると共に、動かないとこんなに技ってかかるんやと感じる
・相手に付けて、くれてやってからが間延びすると相手は対応してしまう
・実(くれてやって)、急虚、急実、急虚
・脳、頭蓋骨、頭の皮膚とタイムラグと質感の違いが相手を混乱させる
・股関節、膝、足首と肩、肘、手首の動きが連動すると相手の気配の弛みを取る所から始まる
・相手が触れる頃には急虚、急実、急虚といった対応の仕方に変わる
・自分から線香の煙が立ち上がり、その煙が相手の中に侵入していき、相手の後方へ立ち上る中に一点が浮き出てくる、出てきた瞬間に付けて、入れて、抜く
・視線をどう回せば相手の弛みが取れるか検証していると、目玉を廻すだけでなく、視線を意識する事で焦点距離を感じ立体感が出ると感じた
・腎経や衝脈の通りが良くなっていく
○合気手首締め
・肩が浮いて、肘が良い位置くれば、骨盤は自由に動く
・腕を一本一本、弓の様に使い相手の頸をとる
・弓を重ね合わせ同調する一点が現れる(くれてやる)
・鼠径部を寄せて、骨盤からの動きで相手の頸へいれる
・肋骨の呼吸操作が腕を伝わって行く
・腕の繊細な引きと攻めが必要
○前腕の陰経と陽経の二点を抑えられた状態で合気をかける
・虚実を平にする事が弛みを取る事
・腕をゲル状にする事で弛みをとる
・平になると分け目が生まれ、くれてやると骨盤が自由に動いてくれる
#くぼけんです。
先日、完全に私の不注意で左膝を強打して、動きが悪くなっていた事は誰にも言っていませんでしたが、師匠に『左上で横向き』と調整をさせてしまいました。加えて頭そして、左手首、肘、肩も調整をして頂くと感覚と動作が格段に良くなりました。
OSさんと、この頭ずれを自分で修正するにはどうすれば良いのかという事で視線を使って検証を行うと沢山の収穫があり、『目って凄いな!(ですね!)』と言いながら、楽しく稽古が出来ました。
動作処方専門店 ~センタリング呼吸法・バランス☆運動療法~