2017/12/16
◎合気観照塾(稽古メンバー:F本さん、K元)
○感じた事の纏め
◇浮かす
・浮かせていない
・浮かそうしては浮かない
・浮く条件を検証する必要がある
・お風呂で二の腕が浮いた状態で息を吸うと水位が上がり更に浮く
◇掴まれた所の弛みをとる時はどうするのか?
・掴まれた所をどうにかしようとしても固まり、相手は掴みやすくなる。
・手首を掴まれた時にバランスの中で脱力、手をゆっくり開き、手首を回しながら相手と一致する所へ、更に指一本一本までの動きで弛みが取れていく。この時に張れる条件が含胸抜背で、自分の中心で相手の中心を攻める事が出来る。
◇舌の使い方
・上に付けて呼吸と下に付けて呼吸
・上に付けて吸気、下に付けて呼気
・下に付けて吸気、上に付けて呼気
・移り変わり時、体内操作の微差が重要。
◇合気をかけられた感覚
・浮いてしまうと、ベクトルとか云々ではなくなる感じ
・大量の水が体内に流れ込んでくる感じ
・掴んだ所や触れた所の弛みを取られる時に芯はぶれずにバランスが小刻みに変わっていく、その変化にいちいち反応してしまうし処理が追い付かない
◇手から前腕前部を捻じって使っていると指摘して頂いた事
・合気金平糖や小刀を触っている時に明確に癖に気付けた
・上腕、前腕、胸のバランスを取るだけでも随分楽に浮いてくる
・お風呂の湯船でも浮き方が変わり、呼吸が変わる
#くぼけんです。
今年最後の稽古でした。
終盤にやっと、自分が確かめたかった事に辿りついて、いろいろと整理がつきました。
合気は浮かせないと話にならない事も良く解りました。
今年は何が出来ていないのか?何を飛ばしているのか?と暗中模索を繰り返して、年末になってようやくあぶり出されてきました。
何か不思議な感覚ですが、出来ていない事に気付くと嬉しさを感じ、落ち着きすらも感じています。
一種の開き直りですが、『まあ、やって来なかったから、出来ていなくて当たり前やな。』といった所です。
来年はひたすら観察スピードを落とす練習になりそうです。
師匠や先輩方にはもどかしい思いをさせてしまいますが、どうかお付き合いお願い致します。
今年も、師匠をはじめ、先輩や同輩、そして女子部の皆様にお世話になりました。
本当に有難う御座いました。
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