今年一番の観照塾
歩法に入る前に杖を使った時の伸びが体操の天地人と同じ動きと言う所から始まりました。
足を股関節から上げるのではなく横隔膜から呼吸で上げる。
頸の位置を決める事によって横隔膜が動きやすくなりそれに股関節が付いてくる。
鎖骨の動きまで意識が出来ませんでした。
そして足の落ちる場所をセンタリングして前提条件を変える。
前提条件を整えた後に相対稽古をしました。
立位で肘を軽く曲げて両腕を出し相手に上から負荷をかけてもらう。
負荷をかけられた途端に前提条件は変わり身体の全面で重さに耐えている事が解りました。
そのまま続けていると構えた瞬間に身体の後ろが全く使えていない事にも気付きました。
K野先生の仙骨周りを触らして頂くと仙骨上部と腰椎五番、仙骨下部と尾骨上部がもの凄く動いていました。
その後、M岡さんに尾骨から頭蓋骨までの繋がりを犬の遠吠えの様な姿勢で教えて頂いた後にもう一度チャレンジ。
付加がかかった後にソケイ部の深みを意識すると力は相手へと返っていきました。
その時にM岡さんに教えて頂いた、
息をはいた時に相手の力の方向を感じる(確かめる)。
息を吸う時にその経路を辿って吸う(吊り合いを確かめる)。
微差が起こりうる条件が必要だなと思いました。
解らなくなったら負荷を強くかけて力の入っている所から抜いていき、もう一度前提条件を確認して行う。
その後もK野先生に臀部からのソケイ部の寄せと頸の位置を誘導して頂いたりと至れり尽くせりでした。
その後、パイルドライバーにならないようにソケイ部の寄せで相手の頭部を固定して空気ロッキングチェアーの様にバランスをとる。
すぐに大腿の全面に力が入ってしまいましたが、お尻の下に立て膝をして頂き座るように腰を下ろしていくとバランスをとっている感覚が出ました。
次は歩法、
スケーティングの前後、ジグザグの前後、鶏歩と他3つ程の歩法を行いました。
全然出来なかったので、今週の観照塾で確認する為に公園で練習中です。
くぼけん