◎今年一番の中心塾
まず小笠原流の礼法での身体の使い方を元に説明して頂きました。
礼法の中に一番大事な基礎が出来る条件が詰まっていました。
その後に鏡でチェック。
私は前日に低反発枕で寝てしまい寝違いを起こしてしまっていたので調整をして頂きました。
今回の内容は自分で自分の身体を感じる事がテーマでした。
まず仰臥位でコピー機に乗った気持ちで身体と畳の接地面をチェック。
片足を上げる。どこに負担がかかっているか?
腿裏からソケイ部を寄せてみる。どうなる?膝が軽く曲がる?
膝が軽く曲がった状態から少し(1センチぐらいの気持ち)踵を上げてみる。さっきとどう違うか。
その浮かした状態でソケイ部でセンタリング。内・真ん中・外。
真ん中で踵を下ろす。下ろした時に膝下の力を抜く。ソケイ部の寄せが必要。
踵を真っすぐに下へ滑らしていく。この時に連動はどうなっているかを確認。
この動作を見本の為に私はK野先生の誘導で行いました。
一呼吸で呼吸の深さがどんどん変わっていくのを感じました。
ソケイ部の寄りやアンカーである逆の足や頭(頸)の感覚も味わえるようになりました。
私が一番感動したのは、体内のメモリが細かくなって動作の観察がしやすくなった事でした。
去年に私が悩んでいた事に一呼吸、二呼吸で道しるべが出来た事に感謝致します。
その後、
骨盤を12時方向に骨盤から腰骨が順番に浮き上がっていき順番に下ろしていく。
背中や腰の付き方はどうなっているか?
12時方向に骨盤を動かす際に骨盤がどう動いているのかを鉄筋をソケイ部に当てて確認しました。
左右の骨盤の動きの違いや、重さがあるのでそもそもの骨盤の歪みが解りやすかったです。
次は、
低めの椅子に足の位置取りを確認して腰を掛ける。
片足ずつ呼吸で上げてみる。
仰臥位での前提条件はどうなっているか?
手の平を下に向けて太ももに置き吸気してみる。
手の平を上に向けて太ももに置き吸気してみる。
どう違うか?
手の平を下に向けて太ももに置き呼気してみる。
手の平を上に向けて太ももに置き呼気してみる。
どう違うか?
呼気と吸気の変換時に鎖骨の力を抜いて行う。
一本一本指を上げて呼吸してみる。
肩の力の抜け方はどうなっているか?
手の高さを肋骨の下に置くとどうなるか?
手の高さを頭の上にするとどうなるか?
今回はひたすら確認の連続でした。
この場で学んだ事を自分なりに噛み砕いて確認して次回に望みます。
◎バランス運動療法(中級)
私は全体視が出来ない事を相談しました。
うすらぼんやり観るという事が出来ていない事。
全体視が出来る条件を整える必要がある事に気付かせて頂きました。
ピアノの様に机に指を落とす所から始まりました。
手の力を抜いて肘の力を抜いて方の力を抜いて呼吸で上げて下ろす。
意識の薄い指がよく分りました。
自分が落とさずに指を押し付けている事も感じました。
そこからゴルフへと話は発展し鉄筋での練習に移りました。
重たい鉄筋を上に投げてキャッチ上に投げてキャッチ。
最初腕で頑張っていると、恥骨で跳ね上げると指示を頂きやってみると鉄筋の重さが腕には感じなくなりました。
ソケイ部で吸収して跳ね返すの連続になりました。
鉄筋を引っ掛ける指も変えて確認しながら行いました。
六方円を行ったり呼吸とバランスで重さを感じる稽古になりました。
そして肩を掴んだ時の中心をどこに置くかでの差を体感させて頂いて呼吸、体内操作、意念の大切さを学びました。
今年のスタートは凄い盛り沢山です。
今年のテーマは情報量を増やすに決定です。
ありがとうございました。
くぼけん
参照
自分の身体の点検マニュアル
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