中心塾 バランス運動療法初級セミナー
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最初はセンタリング呼吸法の説明から入り、その後に自分を如何に信じれるかどうかというお話がありました。
全く正反対の理論で行われる治療でも治る事がある。
自分でいろいろな治療法を試して自分自身で選択して、それを信じて施術するという事が大事だと言う事でした。
治療法もセンタリングで選択するんだなと思いました。
私は実力はないのですが、治療中の自分の事だけは信じるようにしています。
と言うよりかそうでないと成り立たないとも思っています。
そして先月から参加されたSさんの身体をK野先生が整えながら説明をして頂きました。
センタリング呼吸法の説明で上げるではなく浮かすと有りました。
それを実演して頂きました。
内圧がかかる前提を浮かして作りだして呼吸をしてもらうと内圧がかかり元と違う場所に落ちる。
そして結果を確認する。
経絡的にも筋肉的にもマトリックスのような感じにも見立てを行い説明もして頂きました。
まだ身体にも触れていない見立てをしている途中で私にもそういう風に観えます。そんなK野先生の臨場感の凄さにいつも驚かされています。
そして有り難く即仕事に活かさして頂いています。
ポジショニングにしても動かすためのポジショニングと動かさないポジショニングと説明を受け、自分の工夫の無さに気付きました。
それから、
初級
座位の相手に対し壇中から丹田にまで力を伝える。
押されている側は押された圧が丹田に伝わる様な姿勢をとる。
中級
押す側は倒れる意識を通し押す。
押されている側は意識に邪魔されずに押された圧が丹田に伝わる様な姿勢をとる。
上級
押す側は相手の身体に風が通り抜ける意識を持ち押す。
押されている側は更に意識に邪魔されずに押された圧が丹田に伝わる様な姿勢をとる。
受け手は寄せて締めて上げて力を抜き、目線は近くを見ながら遠くを見る。
どう押されても建築で使う筋交い入りのLアングルのような感じなる。
押し手はしっかり丹田へと押す事がまず一番。
通る意識を持つ事、工夫して通り道を作ること。
2人とものテストで力の伝達や意識の持ち方が大事でした。
先ほどの自分の事を信じる事に繋がっているなと思いました。
次に
正座の相手の膝を持ち上げる(浮かす)
受けた感想は力を抜いた時に吸い込みが発生してソケイ部を寄せてお尻を締めてお尻を上げると吊り合う。
そして微差の後に自分の股関節の寄せを相手の股関節に写していき軸も細くなり倒れる。
膝を持ち上げるというより軸のベクトルや細くなる方向に身体ごと浮かされる感じでした。
そして、股関節の誘導をされた感触が今まで思っていた股関節のくわえ込みとは全く違う事にも気付きました。
この内容をペアになり意見や質問をお互いに出しながら行いました。
これが私の理想だな~と互助会の会長としての自分がふと出てきました。
出来るか出来ないかは結果なので目標と必要条件と十分条件をしっかり立てると自ずとそういう流れになるんだなと思いました。
その後は立位でK野先生に合気をかけて頂きながら先ほどやった事と一緒という説明を受けました。
今回は来月からの予告で一から説明を受けました。
より楽に動作をするにはどうすれば良いのか?
自分の抜けている所、人の疑問点や伝えようとする事によって自分のフィードバックされて一にまた戻り立て直しが出来ること。
寄せる→締める→上げるという事。
体操の「たまたま」の認識の違い。
盛り沢山な時間でした。ありがとうございました。
くぼけん