今回は骨盤の作り方がガラッと変わった稽古でした。
1/14 観照塾
前後の羽ばたきを足を前後せずに行う。
吸って浮かして抜いて落ちる。
肩→肘→手首と落ちていく。
やってみるが鎖骨がまず落ちない。その前に浮いていない。
足を前後して羽ばたく。
寄せる意識や締める意識がしやすくなる。
手が後ろに行く時は同側の脚の裏側から内側に引かれる。
起勢にて寄せ締め上げをして浮かす。
そして前後の羽ばたきで変化を確認すると先ほどより寄りやすくなっていた。
それから掌を上に向けて起勢を行う。
そこで肩→肘→手首と落ちていく。
もう一度、前後の羽ばたきで確認すると肩の力が抜けて浮きが出てくる。
相対稽古の開始。
羽ばたきで浮いた手を持ってもらい股関節で引く。
私はすぐに肩に力が入ってしまうので、まず下半身だけで操作する様に意識をして練習を行いました。
寄せる→締める→上げると練習をしていたのですが、どうも肩が上がってしまうので手を完全に引っ張って頂て緩みが取れた(下半身でしか動けない)状態で練習を続けました。
やっと下半身の動きに意識が行くようになりました。
そして観照塾前にもK野先生に足から足首、足首から膝、膝から股関節、股関節から骨盤、骨盤から肋骨、肋骨から肩頸、肩から肘、肘から手首、手首から指先と順番に伸ばす事を教わったのですが、もう一度誘導して頂きました。
その時にやっとバランス感覚が出ました。
そして、自分の伸びる感覚が出てきたらそれを相手が持っている手を介して伝えていく。
次は両手首の甲に中指を当ててそれを浮かす練習を行いました。
その時にI尻さんに膝の向きを指摘して頂きました。
私は基本姿勢を見直すために足を45度に開き呼吸の練習や膝の向き、薄筋の確認をし続けていました。
そのために膝が外向きになっていました。
そこでI尻さんに立ったまま出来る股関節の寄せ方を教わり膝の向きも変わりました。すると下半身の連動がガラッと変わりました。
その後、腕の伸びるラインを教わりました。そして腕が上に上がりきった状態でどう下に落とすか?
肩甲骨が下がる事によって肩の位置が変わり落ちる所が出てきました。
ただ、私が見た目で想像していた動きとは全く違い下がりながら肩甲骨と鎖骨が浮く所に行くという感じがしました。
次は、両手を掴まれた状態で浮かし頸まで入れて少しずらして落とす。
この時にK野先生の腰椎の5番と尾骨の上を触らせていただきました。
腰椎の5番が浮き出てきて尾骨の動きが出てくる。
これも認識違いをしていました。
そのままK野先生の動きを観ながら練習を続けていました。
I尻さんは私に薄筋を効かす事によって腰椎5番が浮いてきてその二つで挟み込むようにする様に誘導して下さいました。すると尾骨の上の感覚が出てきました。
そして骨盤の上下の締めの存在があることを認識しました。
その状態を保持して両手を前に出し相手に勢いを付けて掴みにきてもらう練習をしました。
気が付くと肩の力が抜けていて力は簡単に跳ね返るようになっていました。
私もI尻さんに対して結構な突進力でいきましたが、頸まで跳ね返されました。
私生活では突進せずに絶対に逃げようと思います。
そして鳥の羽ばたきに戻ると楽に出来るようになっていました。
玉叩きの時には玉を上ずるのでは無くしっかり頸まで通す事をI川さんに教わりました。
そして相手に手を出してもらいそこに玉叩きをする練習をしました。
私は前の意識が強くなり爪先に体重がかかっている事をM岡さんに教えて頂きました。
もう一度骨盤の寄せに戻りやり直すと状態は変わりました。
この打撃は片方ずつの股関節の寄せと合わさった時の両股関節の寄せで3発に分けられる事も教えて頂くとチェックしやすくなりました。
練習後にI西さんのキャラ増幅が技術の向上と比例している所も見逃せない所でした。
本当に骨盤の使い方が今までやってきた事と全然違う事になったので驚いています。
それを体感させて頂き噛み砕いて伝えて頂いたお陰だと思います。
本当にありがとうございました。
くぼけん