癖に気付く練習2では太腿の裏を伸ばして使う事を意識して練習していました。
太腿の前を縮めて使うより楽に立ち座りも出来ますし内側広筋の張りも減りソケイ部の角度が鋭くなり股関節の奥行きが出る感じがしていました。
膝の硬さが気になったので使い方を観察してみると、
膝が曲がる時に太腿も脹脛も膝の裏に向かって筋肉が動いている感じがする。
これも膝の深みを出す為の動きとして私が勝手に作り出したイメージです。
私には『〜かもしれない』がいつの間にか『〜になるはず、〜になる』と置き換える癖がある様です。
身体の話に戻り、腰を下ろす時に太腿の裏の動きと脹脛の動きが同じ方向になったらどうなるのだろう?
と思い試してみると下肢後面の意識がしやすくなる感じがする。
繰り返し行うと踵が後ろに引かれる感じがする。
楽は楽だが、踵より前の部分が置いてけぼりになっている感じがする。
下肢後面は足の裏も続いていると思い、母趾球から小趾球を前方に伸ばす様にしてみる。
踵も一緒に前に出たり、なぜか地面を握っていたりする中、
踵の後ろが引かれる様な感じを残したまま毋趾球から小趾球までを伸ばす様にすると指先が浮きました。
初めての感覚なので解りませんが、地に足が着く感じがして中足骨の感覚や自由度が増す感じがしました。
#くぼけん
合っているかは解りませんが、楽しく練習しています。
今日は横から観ていた患者さんに、
『先生は手だけで治療してないんですね。身体全体が動いていて、先生が恰も他の人に治療をしてもらっているみたいですね。』
とお言葉を頂きました。
患者さんにも観察する事が浸透してきていると感じ嬉しく思っています。
有り難う御座いました。
躰健空間 元(gen) センタリング呼吸法・バランス☆運動療法〜