今朝、仕事の準備中にふと頭に浮かんだ事を一日中試したのでまとめておきます。
頭に浮かんだのは『受けた力の分だけ張り、張った分の力を抜く』でした。
しかし、このままでは張りを失う可能性があります。
『受けた力の分だけ張り、張りを保ったまま、張った分の力を抜く』
こうすると、力が抜けてバランスが取りやすくなります。
更に、『受けた力の分だけ張り(どこを使って張っているか?)、張りを保ったまま、張った分の力(張った時に使った所の力)を抜く』
こうすると、どこを使ってバランスを取っているかが解りやすいと思います。
更に、『(吸気で)受けた分だけ張り(どこを使って張っているか?)、張りを保ったまま(保息)、(呼気で)張った分の力(張った時に使った所の力)を抜く』
こうすると、力をため込み、凝縮して、発動する過程を感じる事が出来ると思います。
紐解き呼吸法の場合、張る力は紐の張力を感じる程度で行う必要があり、そのために呼吸が必要だと思います。
続いて、力を受けている部分を意識しながら全体を観察をしてみると、
『吸気で張った時に吊り合い(一体感)、張りを保ったまま保息で落としどころが見つかるまで力を抜きながら馴染み(凝縮)、呼気は落としどころに吐く(発動)』
そして、接している部分は張ってから『力を抜く事で力が集まる』感覚があります。
手に用いると、指先の余分な力(力み)を抜くと指の中を通り指先に力が集まる感じ(実)で労宮に五指の力は通って集まってくるが固まらず自由(虚)。
労宮が股関節と連動して動けばすごく楽で気持ち良い。
#くぼけんです。
今回、まとめてみて感じた事はK野先生や先輩方から頂いた情報は感度の鈍い私にとっては断片的な物であり、技を受けて感じた感覚や言葉には『隠れた情報』がある事です。
K野先生が「私の言っている事は信用しないで下さい。」と言う意味がやっと分かった気がします。
こうして、『情報を人に押し付ける事もしないし、結果を求める事もしない姿勢』ができあがったのかな~。と思いました。
本当に勉強になります。
お蔭様で、手技も楽ですし結果も上々です。
これからも宜しくお願い致します。
躰健空間 元(gen) ~センタリング呼吸法・バランス☆運動療法~