2016/9/14
◎合気観照塾東雲道場
☆今回のレジメは、もう覚えていませんm(_)m
○感じ得た事
・無形以前の仰臥位バージョンで、手首を決めて、肘の位置で肋骨の動きを確認し、肩胛骨を寄せて頸の後ろを伸ばし、呼吸で腰椎五番を決め、後頭骨と仙骨までのバランスが整う。更に呼吸で軸を細くしていく。吸って弛めて吐いて。
・蹲踞の練習では、足底の小指側が過緊張してしまうとバランスが取れない、無形以前をイメージしたり、感覚のない所にセンタリングすると、なぜか解らないが蹲踞が楽に出来て、踵を押し付ける力でパンタグラフが上がり、足を広げたままある程度の所まで上がっていける。後は足を閉じると完全に立った状態になっていた。
・ゴルフ持ちをする事で、分け目を感じやすくなり頸の後ろを伸ばすと模擬刀を吊るせる。面を気にしながらスイングしたり、刃筋を感じて八の字にしたりして馴染む感覚を養う。
・模擬刀を警杖で受けると芯が通り気持ち良い。交互に練習している内に、身体の後ろから下半身が繋がりだす。そして、床を捕える感覚や空間認識、相手との同調力が養える。
・屋根を創る動作から、逆で切る事で横隔膜を下げにくい状態にする。分け目を動かさずに刃の向きを変える為には、呼吸によって軸を細くしていく事で、股関節の銜え込みが骨盤肋骨内を通り螺旋の力が働き、分け目が支点になり刃の向きが変わる事を、F本さんに指導して頂きながら感じる。時には速く切る事で自分の粗を浮き出させ、再度ゆっくり丁寧に修正する。ゴルフ持ちから指二本開けて分け目を感じる練習もしました。
・巻藁を実際に切る事で、本当の距離感を体感する。袈裟から逆袈裟など、離れた所から近づいていき間合いを感じる。踵を上げてしまうと股関節の銜え込みが効かないので、ゆっくりと近づいていき間合いを詰めて行く。巻藁を人とイメージして、巻藁の動きに合わせて間合いを変えて何度か切る。
#くぼけんです。
東雲道場の実践で活きないと意味が無いと言う発想そして、実践に活かせる練習は本当に大事だと感じました。
実践する事は無いにしても、師匠とIYさんが実践の距離で型をすると、明らかに身体を深く使い軸が細くなっていましたし、集中力や意識(意念)の感じも桁違いだった事が特に印象に残りました。
考えている暇がない状況で如何に自分の身体や発想が自由に働くかという事を突き詰める必要があると感じた稽古でした。
師匠を始め、東雲道場の管理をして下さっている御三方に感謝致します。
運動処方専門店 躰健空間 元(gen)