2017/1/22
第1回呼吸動作研究会
・呼吸動作で骨盤時計の12時6時を丁寧に現状認識する事で想像以上に地面を蹴ってしまったり、膝を寄せてしまっている事が良く解った。結果、肚が決まらない動きになってしまう。
・KMさんに鳩尾からの動きが浅くなっていると指摘を受けた事で、腰に入れた座布団に馴染めていないと感じ、段階的に深みを出していくと、身体の厚みで座布団の厚みと馴染める事に気付けた。そして、腰の違和感が消えていく事を感じた。
・膝を曲げ足を少し浮かす際に、下肢の裏を伸ばすような心持ちで浮かし、骨盤は6時方向へ転がすと、引きと攻めの関係(この分の順番では攻めと引き)になりバランスで足が浮く事を感じる。
・側臥位で6時方向に骨盤を転がすと前に倒れ、12時方向に転がすと後ろに倒れる事を感じ、今まで無理矢理3時9時をして固めていた事に気付けた。
・側臥位で6時方向で前側腹部と座布団との接点を12時方向で後側腰部と座布団の接点を認識する事で呼吸の通り道が開き、骨盤の動きがスムーズになり、肚を保ったままの動作になる事を感じた。6時の臨界になると、12時の方向が示され、12時の臨界になると、6時の方向が示され、示された方向を辿っていくと、身体をジグザグに登っていく経路になる事を感じた。
・側臥位で手を前方に出し、呼吸による骨盤の動きで挙上していける事で、下(0)から前方真ん中、前方真ん中から上(1)、上(1)から後方真ん中、後方真ん中から下(0)と骨盤の動きの切り替わりを感じながら動作する事が出来た。前方後方真ん中では爪を少し浮かすと肩の力が抜ける事を味わいながら動作すると、よりスムーズに動ける様になった。
・逆側のイメージ動作もスムーズに行える。
・仰臥位で仙骨と後頭骨でブリッジをして、肩胛骨を寄せ、頭を浮かす動作も、足を浮かすには前記と同様で、頭を浮かすには肩胛骨を寄せたまま12時方向へ骨盤を転がせば、腹直筋を緊張させずに頭が浮く事を感じる。
・この呼吸動作を手技に落とし込むと、相手の感度も良くなり、自分も楽に動け、無意識に骨盤からの動きになり誘導する事が出来ていました。
・視力向上に対する質問が出た時も、鍛える発想より、遊びながらセンタリングする発想が次々と出て来て楽しく過ごせました。
#くぼけんです。
今回の研究会で呼吸動作の誤認があった事に気付く事が出来て、段階的な呼吸動作も道を辿って丁寧に臨界を検証する事が出来ました。
本当に、KMさんは丁寧にしつこく観察しているな~と感じます。
来月は私が担当なので、ゆっくりと観察をしてテーマを決め進めて行こうと思います。宜しくお願い致します。
吹田市千里山の運動処方専門店
躰健空間 元(gen)
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