2017/2/12
◎合気観照塾東雲道場
・疾雷刀を
インターロッキング・グリップで持ち、分け目を感じながら段階的に行う事で身体の中の繋がりを創る。この時に小指球をしっかり付けて、労宮虚にしておくことが重要。振り下ろした剣が止まる所で止まるか?止まらないか?腕の力で止めていないか?と観察をして丁寧に行う。徐々に手の感覚を開けて分け目を感じる練習をする。
・歩法で立て替えながら同じように身体を使う練習をする。立て替えが上手くいく時は違和感がなく、立て替える前に剣を動かしてしまった時は膝に捻じれを感じたりと違和感が生じる。
・傘を作る動きから逆の城郭勢の稽古では、骨盤や尾骨を丸く使う必要性を感じ、自分の捻じり癖が良く解ると感じた。
・城郭勢で丸く待ち、中を伸ばして受ける時の角度(付ける)、少しずらして腰で切ると相手が崩れ間合いが詰まっていく際に丸くなり、相手の中心から少しずれた所に伸ばして飛ばせる。動きの中に身体の含みを使った反らす丸めるが入っている。手首(小指球)を決めて使わないと手首で捏ねてしまい力は伝わらない。肚(骨盤・股関節)と分け目が連動して動く事を丁寧に感じる。(立て替える軸の角度)
・逆の城郭勢で待ち、傘を作り雷刀を止めて、左で相手の柄を担ぎ上げて相手の頸へ突く動作でも同じで、固めて止めると左手は離せない。しっかり中を伸ばして止める事や肘の位置や手首の決まり、刃筋の角度が次に動ける余裕を持たせてくれる。左手で柄を突く際にも微差が大事になる。
・雷刀、腹、足と連続で攻められる中で、身勢の難しさを感じる。自分の意識に無い恐怖心が下がるという行動に出ている。ある意味自然な動きなので、引かない方が相手の攻撃に対応でき、安心感がある。むしろ、相手の陣に攻めていくぐらいの気持ちが大事で相手の動きが遅ければ、そのまま押し切れる必要がある。そのために剣で自分を守るテリトリーを感じる必要がある。
・肩で攻めるが立て替えで行えていないと、ただの捻じった動きになる。身勢が整わないと動きの中で意念が届かない。
#くぼけんです。
I尻さんに肩が上がってしまう癖が脊柱の後ろ側に重心が寄り過ぎている事とそれに伴って鳩尾が出過ぎる事から起こっているとご指摘を頂いて補正して頂くと、肋骨内の流れが変わり、ジグザグの中にスーッと中心が出来る感覚が有りました。普段の生活でも同様の癖が出ている様なので、少しずつ補正していきたいと思います。
今回も楽しく稽古が出来ました。
吹田市千里山の運動処方専門店
躰健空間 元(gen)