2018/3/10
◎合気観照塾(稽古メンバー:M原さん、K元)
・木刀で中段、手首を持たれて合気上げ切りの検証で、木刀に行き先を訊ける状態になると嶺と谷が現れて動ける様に動けば技になる事を改めて確認出来た。
・師匠に連続で合気をかけられる事で身体が伸展され、センタリングされていく事を再確できた。お手数おかけしました(^^;
・離陸の検証では、恥骨を挟まれていく過程が吸い込みになり、張って五分と五分、吸い込みでずらして離陸方向が頸の後ろへ定まった瞬間に離陸出来る事を改めて確認出来た。身体が出来れば最初の過程は省かれて、触れる前から吸い込みが始まり、触れた頃には行き先が決まっている状態になる事も再確認出来た。
・両手木の葉返しで中を伸ばし落差を付ける稽古をした後に手を浮かした状態で相手に手を持たれると、上がって降りる瞬間のタイミングで嶺そして谷が出てくる事を再確認した。
・袈裟二度切り、巻き付けやでんでん太鼓の体内操作に組み込まれている事に加えて、撥草や金魚売りの方向転換も見せて頂き身体の中の伸びによる高低差の必要性を確認させて頂いた。
・抜刀動作で会陰の絞り(噛み合わせ)を検証すると会陰と丹田のバランスが必要条件である事、刀を足元に柄を落とす動作で会陰から体内が絞り伸ばされていく事を観察する事が出来た。そして、立て替えで足元を守れる事も体感出来た。会陰からの螺旋が身体を伸ばしてくる状態になった時には左右の噛み合わせが外れない動作になる事と自分が思っていたより後ろに足が有り吊るされた感覚もある事を体感した。(M岡さん、I川さんのフォロー有難う御座います。M原さんほったらかしてすみません。)
・稽古後にI川さんに再度確認して頂いた事で、昔に箒を手に乗せて遊んだ様に会陰が箒の柄になる様にバランスを取り、尚且つ箒から刀にする事でバランスを保ち続ける感覚を感じ得た。
#くぼけんです。
会陰の認識がえらく違っていたようです。
「会陰からの螺旋が身体を伸ばしてくれる状態」
「会陰を刀の柄としてバランスを取り続ける」
この2つは大収穫でした。
今朝、抜刀で現状認識→センタリング→抜刀で現状認識と行うと螺旋が身体を伸ばしてくれてバランスを取れる状態になったので、これから身体創りの意識を変えて検証を続けて行きます。
有難う御座いました。
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