2019/11/3
◎センタリング・タッチ研究会
今回は関節技と増永指圧を教えて頂きました。
関節技を経験する事で、
どれだけ全身が使えていないか、
全身を繊細に使う練習になるかが解りました。
師匠に袈裟固めをすると、
固める事が出来ず、
すぐに返され逆に固められました。
振れている所が点になっていて、
こちらが浮かされている感じで、
大事なのは均等圧で相手に接する事でした。
師匠の関節技で弛みをとっていく風景は、
緊張感の中で繊細に行われていて、
頸の後ろがキレイに伸びて、
骨盤時計で確かめて居られたのが、
とても印象的でした。
受けて観ると、
最初は痛いが軽くなる。
2回目からはとても丁寧に弛みをとって
下さっているのを感じ始めました。
やってみると、思った以上に動けない。
会陰の締りが全然足りない事に気付けました。
関節技の練習をする為に練習をしなければいけません笑。
師匠の身体と受け手の身体の間に手を入れてみると、
師匠の身体の中が繊細に動き続けていました。
私が行うと私自身が固まってしまい、
骨盤から動く事で上半身で突っ込まない事、
子供を抱く時の心持ちで行うと、
弛み始め、自分の身体が動き始めた事に気付きました。
この心持ちは「相手は何をしてくるか解らない」です。
関節技も合気も形ではなく流れの中で形になる。
流れから生まれた形。
それを解った上で形稽古をする。
増永指圧も含めての研究会で本当に楽しかったです。
急な申し出にも関わらず、
資料を揃えて頂いて有難う御座いました。
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